2026/04/03投稿者:スタッフ

介護福祉士と社会福祉士の違いとは?仕事内容・年収・難易度まで徹底比較

「介護福祉士と社会福祉士の違いって何だろう?」

 

どちらも福祉分野を代表する国家資格ですが、実際には役割や仕事内容、働き方には明確な違いがあります。

 

この記事では、介護福祉士と社会福祉士の違いについて、仕事内容・難易度・年収・向いている人などの観点からわかりやすく解説します。

 

 

 

目次

・介護福祉士と社会福祉士の違い

・仕事内容の違い

・難易度の違い

・年収・給与の違い

・就職先の違い

・向いている人の違い

・まとめ

 

介護福祉士と社会福祉士の違い

介護福祉士と社会福祉士は名前が似ていますが、仕事内容や対象者に違いがあります。

 

簡単にいうと、以下のような違いがあります。

  • 介護福祉士:現場で直接支える「介護のプロ」
  • 社会福祉士:相談・制度で支える「福祉のコーディネーター」

 

「身体介護中心」か「相談支援中心」かが最大の違いです。

 

【比較表】介護福祉士と社会福祉士の違い

2つの違いを分かりやすく表にしました。

 

比較項目

介護福祉士

社会福祉士

主な役割

現場のスペシャリスト(直接介護)

福祉の相談役(相談援助)

支援対象

高齢者・障害者など介護が必要な人

子ども・低所得者・患者など幅広い

仕事内容

食事・入浴・排泄介助、生活支援

相談、連携、制度利用支援

資格合格率

約70%

約56%

年収平均

376万

441万円

主な職場

介護施設・訪問介護

病院・行政・相談機関

 

仕事内容の違い|「直接介護」か「相談支援」か

2つの仕事の大きな違いは、直接介護であるか、相談支援であるかです。

それぞれの仕事内容を詳しくまとめました。

介護福祉士の仕事内容

介護福祉士は、日常生活に支障がある人に対して、直接的な支援を行う専門職です。

具体的な仕事内容は以下の通り。

  • 食事・入浴・排泄の介助
  • 掃除・洗濯などの生活援助
  • 利用者の状態に応じたケア
  • 介護スタッフへの指導

 

利用者の生活に最も近い存在として、日々の暮らしを支える役割を担います。

 

社会福祉士の仕事内容

社会福祉士は、生活に困難を抱える人に対して、相談援助を行う専門職です。

具体的な仕事内容は以下の通り。

  • 相談対応・アセスメント
  • 福祉・医療サービスの調整
  • 関係機関との連携
  • 制度の利用支援

 

社会福祉士は、いわば、制度や社会資源を活用して問題解決を支援する役割です。

 

難易度の違い|社会福祉士の方が難関

2つの資格は、取得の難易度にも違いがあります。

合格率や受験資格の要件を踏まえると、社会福祉士の方が介護福祉士よりも難易度が高いといえます。

合格率の比較

  • 介護福祉士:約70%
  • 社会福祉士:約56%

 

社会福祉士は、かつて20〜30%台だったこともあり、現在でも難易度は高い資格とされています。

 

受験資格の違い

  • 介護福祉士:実務経験3年+研修で受験可能
  • 社会福祉士:大学・養成施設の卒業が原則必須

 

社会福祉士は学歴要件が厳しい点もハードルがあります。



年収・給与の違い|社会福祉士がやや高め

年収についても違いがあり、厚生労働省の職業情報提供サイトによると、社会福祉士の方がやや高めになっています。

 

  • 介護福祉士:年収 約376万円
  • 社会福祉士:年収 約441万円

 

給与に差が出る理由は、以下が考えられます。

・社会福祉士は正規職員が多い

・行政・医療機関など安定した職場が多い

 

ただし、介護福祉士も夜勤手当や管理職への昇進によって平均以上の収入を得ることも可能です。

 

就職先の違い|キャリアの広さが異なる

就職先は、介護福祉士が介護現場が中心なのに対して、社会福祉士は幅広い分野で活躍しています。

 具体的な就職先を資格ごとにまとめました。

介護福祉士の主な職場

介護福祉士の主な職場は以下の通りです。

  • 特別養護老人ホーム
  • 有料老人ホーム
  • デイサービス
  • 訪問介護事業所

 

社会福祉士の主な職場

  • 社会福祉士の主な職場は、行政・医療・教育などで、以下の通りです。
  • 病院(医療ソーシャルワーカー)
  • 地域包括支援センター
  • 福祉事務所
  • 児童相談所
  • 学校(スクールソーシャルワーカー)

 

向いている人の違い

介護福祉士・社会福祉士、それぞれに向いている人は以下の通りです。

 

介護福祉士に向いている人

  • 体を動かして働きたい
  • 利用者と直接関わりたい
  • チームでの現場仕事が好き
  • 感謝を直接感じたい

 

社会福祉士に向いている人

  • 問題解決や分析が得意
  • 制度や法律に興味がある
  • 調整役として動ける
  • 多職種連携に抵抗がない

 

まとめ|役割の違いを理解しよう

 

介護福祉士と社会福祉士の違いは、簡単に言えば次の通りです。

 

  • 介護福祉士:現場で直接支える仕事
  • 社会福祉士:相談や制度で支える仕事

 

それぞれに求められるスキルやキャリアの方向性も異なるため、違いを正しく理解することが、自分に合った働き方を見つける第一歩となります。

 

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興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

【参考文献】

 

**筆者プロフィール**

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
栄養士コラムは自身の経験も踏まえ、その他、転職や業界情報などみなさんの役に立つ情報発信を行っていきます。