2026/07/24
看護師が地方移住するメリット・デメリット|支援制度などを解説
「看護師として地方移住に興味があるけれど、実際にどんなメリットがあるのだろう?」
「使える支援制度や補助金についても知りたい」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
看護師の地方移住は全国的に需要が高く、自治体による支援制度も充実しているため、働き方や生活環境を見直す選択肢として注目されています。
一方で、収入や職場環境など、事前に理解しておくべきポイントもあります。
そこで本記事では、看護師が地方移住を検討するうえで知っておきたいメリット・デメリットや、活用できる支援制度についてわかりやすく解説します。
地方移住に興味がある看護師の方は、ぜひ最後までご覧ください。
・看護師が地方移住をする5つのメリット
・看護師が地方移住をするデメリット
・看護師が地方移住で活用できる支援制度
・まとめ
看護師が地方移住をする5つのメリット
地方移住には、生活環境や働き方を見直し、より充実した暮らしを実現できる魅力があります。
特に看護師は全国的に需要があるため、地方でも働き口を見つけやすく、移住との相性が良い職種です。
看護師が地方移住をする主なメリットを5つ紹介します。
生活コストを抑えられる
地方は都市部と比べて家賃や駐車場代が安く、生活費を大幅に抑えられる傾向があります。
地域によっては家賃が都市部の半額以下になるケースもあり、同じ年収でも自由に使えるお金が増えやすくなります。
通勤時間が短くなる
地方へ移住すると、都市部で片道1時間以上かかっていた通勤が車で10分程度に短縮されることも多く、満員電車のストレスから解放されます。
通勤時間が短縮されることで、自分の時間や家族と過ごす時間を確保しやすくなり、ワークライフバランスの向上にもつながります。
専門性やキャリアの幅を広げやすい
地方の医療機関では看護師一人ひとりに求められる役割が大きく、幅広い業務を経験できる環境があります。
複数の診療科に関わる機会があったり、地域包括ケアや在宅医療に携わったりすることで、総合的な看護スキルを身につけやすいのが特徴です。
また、人材不足の地域では若手でも責任あるポジションを任されることがあり、早期のキャリアアップにつながる可能性もあります。
地域に密着した看護に携われる
地方医療では患者との距離が近く、一人ひとりの生活背景や家族環境まで含めた継続的な看護を実践しやすくなります。
病院だけでなく、訪問看護や地域包括ケアなどを通じて地域住民の健康を支える機会も多く、「地域医療に貢献している」というやりがいを感じやすいでしょう。
子育て支援制度が充実している自治体が多い
地方自治体の中には、移住者や子育て世帯への支援制度を充実させている地域が数多くあります。
例えば、子育て支援金や医療費助成制度、保育料の補助などを実施している自治体もあります。
また、待機児童が少ない地域では保育園に入りやすく、育児と仕事を両立しやすい環境が整っている点も魅力です。
看護師が地方移住をするデメリット
地方移住には多くのメリットがありますが、移住後に後悔しないためにはデメリットについても理解しておくことが大切です。
看護師が地方移住をする際に知っておきたい主なデメリットを紹介します。
給与水準が下がる可能性がある
地方の医療機関は、都市部と比べて基本給や各種手当が低い傾向にあり、年収が下がるケースも少なくありません。
ただし、地方では家賃や生活費が安いため、収入が減ったとしても実際の生活水準は大きく変わらない場合があります。生活コストとのバランスを考えることが重要です。
職場の選択肢が限られる
地方は都市部に比べて病院や医療施設の数が少なく、転職先の選択肢が限られる傾向があります。
また、大学病院や高度急性期病院などの大規模医療機関が少ない地域もあるため、最先端医療や専門性の高い分野を学びたい方にとっては、物足りなさを感じる可能性があります。
人間関係が密接になりやすい
地方では地域コミュニティとのつながりが強く、職場や地域での人間関係が密接になりやすい傾向があります。
そのため、人との交流を楽しめる方には魅力的な環境ですが、一方でプライベートとの境界が曖昧に感じられたり、人間関係が固定化しやすかったりすることもあります。
車が必要になる地域が多い
多くの地方では公共交通機関が限られているため、通勤や買い物の移動手段として車が必要になるケースがほとんどです。
そのため、車の購入費用や維持費、ガソリン代などが発生します。運転免許を持っていない方や車の運転に慣れていない方は、移住後の生活に不便を感じる可能性があるため、事前に交通環境を確認しておくことが大切です。
看護師が地方移住で活用できる支援制度
看護師が地方へ移住する際には、引っ越し費用や住居費などの経済的な負担が発生します。
しかし、国や自治体では移住者を支援するためのさまざまな制度を用意しており、条件を満たせば支援金や補助金を受けられる場合があります。
実際に、看護師が地方移住で活用できる主な支援制度を紹介します。
移住支援金
地方へ移住し、対象地域で就業するなど一定の条件を満たした場合、移住支援金を受け取れる自治体があります。
例えば、徳島県では看護職員向けの移住支援制度があり、世帯で移住する場合は最大150万円、単身で移住する場合は最大90万円の支援金が支給されます。
(参考:令和8年度 徳島県医師・看護職員移住支援金の募集について|医療とくしま)
※支給条件や金額は自治体によって異なるため、最新情報を確認しましょう。
子育て加算
18歳未満の子どもと一緒に移住する場合、移住支援金に加えて子育て加算を受けられる自治体もあります。
自治体によっては、子ども1人につき最大100万円程度が加算されるケースもあり、子育て世帯にとって大きな支援となります。
(参考:医療・福祉職子育て世帯移住支援金のご案内|八戸市役所)
看護師等就業支援金
医療従事者の確保を目的として、看護師の就業に対する独自の支援金を設けている自治体もあります。
例えば、新潟県三条市では「看護師等就業・移住支援金事業」を実施しており、条件を満たした場合に50万円の支援金が支給されます。
(参考:看護師等就業・移住支援金事業|三条市)
住居支援制度
地方移住者向けに、住居に関する補助制度を用意している自治体もあります。
例えば、空き家の購入やリフォーム費用に対して補助金が支給されるケースがあり、地域によっては100万円以上の支援を受けられることもあります。
また、応援看護師(トラベルナース)として働く場合は、病院側が家賃を全額または一部負担したり、家具・家電付きの寮を用意したりしていることも少なくありません。
奨学金返済支援制度
看護学生時代に利用した奨学金の返済を支援する制度を設けている自治体や医療機関もあります。
一定期間その地域で勤務することを条件に、奨学金の返済額の一部または全額を補助してもらえるケースもあり、若手看護師にとって大きなメリットです。
(参考:【定住促進奨学金返還支援制度】奨学金の返済を支援します!|坂井市)
※移住支援金や就業支援制度には、勤務期間や居住期間などの条件が設けられている場合があります。また、予算上限に達すると募集が終了するケースもあるため、移住を検討している方は自治体の公式サイトや移住相談窓口で最新情報を確認しましょう。
まとめ
本記事では、看護師が地方移住をする際のメリット・デメリットや、活用できる支援制度について解説しました。
看護師の地方移住は全国的に需要が高く、支援制度も充実しているため、働き方や暮らしを見直すうえで魅力的な選択肢の一つです。
一方で、給与水準や職場環境、人間関係など、都市部との違いによるデメリットがあることも事実です。
そのため、収入・生活環境・キャリアのどれを優先するのかを明確にし、自分に合った働き方や移住先を慎重に検討することが大切です。
***
当社では、看護師向けの求人紹介も行っており、一般には公開されていない非公開求人も取り扱っています。
地方への転職や移住を検討している方は、お気軽にご相談ください。
株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
栄養士コラムは自身の経験も踏まえ、その他、転職や業界情報などみなさんの役に立つ情報発信を行っていきます。
転職コラムのおすすめ記事
-
2024/06/18
面接の心得!成功のための基本ポイントを解説
-
2024/08/10
転職で人材紹介をつかうメリットとは?具体的な利用方法を解説!
-
2024/06/25
履歴書の書き方を解説!就活・転職で成功するための具体的な手順とポイント
-
2024/07/04
面接での自己紹介、成功するための完全ガイド!具体例あり

