2024/07/26投稿者:スタッフ

夏の旬野菜を使ったお手軽レシピ!なすの揚げびたし

夏には旬の野菜がたくさんあることをご存知でしょうか。

スーパーに並ぶ野菜も、夏にしか出会えない野菜が増えてきていますね。

 

 では、夏の野菜と聞いて思い浮かべられる野菜はありますか?

 

夏野菜の魅力

夏の野菜の代表的なものがこちらです↓ ↓ ↓

 

  • きゅうり
  • トマト
  • ナス
  • ピーマン
  • ゴーヤ
  • オクラ
  • 枝豆
  • ズッキーニ
  • モロヘイヤ
  • みょうが
  • さやいんげん
  • 冬瓜
  • とうもろこし           など*1

 

これらの中には夏にしか見かけないものもあれば、

1年中スーパーで見かけるものもあります。

 

年中目にする野菜の旬は意識しなくても良いようにも感じますが、

そうではありません。

 

実は、旬の野菜は栄養価が特に高くなります!!

 

例えば、トマトなどは1年中購入できますが、

旬と旬ではない時期の栄養価を比較すると、

カロテン(ビタミンの一種)の量が160μg以上も違うそうです*2。

 

今のこの旬の時期に、より栄養価の高いものをおいしく食べたいですね。

 

食欲が低下しがちな夏だからこそ、

旬の野菜を積極的に取り入れた栄養満点の献立を心がけたいです。

 

今回はその夏野菜の中でも、ナスを使った献立をご紹介します。

 

 

 

献立のご紹介

献立-----------------------------------

 

*ご飯

*あじフライ

*ナスの揚げびたし

*胡瓜とワカメの酢の物

*厚揚げの味噌汁

*パイナップル 

 

栄養価---------------------------------

 

*エネルギー:680kcal

*たんぱく質:27g

*脂質:23g

*炭水化物:84.7g

*塩分:3.2g

 

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レシピのご紹介

<ナスの揚げびたし>

材料(2人分):

・ナス・・・2本

・油・・・適量

・☆めんつゆ(2倍濃縮)・・・50ml

・☆水・・・100ml

・大根おろし・・・適量

・ねぎ・・・適量

 

1.ナスはヘタを落とし、ピーラーで皮をしましまにむく

 3㎝ほどの輪切りにする

2.ナスを水に漬けあく抜きする。しばらく置いたらザルにあげ、キッチンペーパーで水をふき取る

3.茄子を油で揚げる。こんがりと上がれば取り出す。

4.ザルの上に上がったナスを置き、熱湯を回して油抜きする

5.☆を鍋にいれ、ナスを入れ、ひと煮立ちさせる

6.お皿に盛り付け、大根おろし、ねぎをちらしたら完成。

 

 

ナスは煮物にすると色がくすんでしまいますが、揚げるときれいな色に仕上がります。

病院食の献立を作成していたころ、ナスの煮物の色が悪いと指摘を受けたことがありました。

 

 ナスの色を残して煮物にするのは難しいため、油を使う揚げびたしがおすすめです。

油の摂取量が増えるので他の料理で調整が必要ですが、揚げびたしにすることで、おいしく色鮮やかなナスを楽しめます。

 

  

管理栄養士のつぶやき

今回使用した食材のアジ、トマト、ナス、きゅうり、パイナップルは、夏が旬です。

 

メイン料理で使用したアジは、タンパク質やビタミンB群が豊富で、低脂肪・低カロリーな食材です。

そのため、食欲が低下し栄養バランスが崩れやすい夏でも健康な体作りを支えてくれます*3。

 

旬の今の時期に積極的に摂りたい食材ですね!

 

 

 

参考文献

*1)特集1 夏野菜(2):農林水産省

*2)e-ヘルスネット「旬を取り入れた食生活(春・夏)」:厚生労働省

*3)夏の食材で「涼」を感じよう<魚介類編:農林水産省

(2024.7.8参照)

 

 筆者のプロフィール

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)

▼管理栄養士の正社員勤務11年

▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年

これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。

これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪

コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。

食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。

 

お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪