2025/02/28投稿者:スタッフ

3月3日はひなまつり♪ちらし寿司でお祝いしよう

こんにちは!

今回は、3月3日のひな祭りの献立をご紹介します。

 *ちらし寿司
 *菜の花の辛し和え
 *はまぐりのお吸い物
 *桜餅
 エネルギー:495kcal 
 たんぱく質:23.5g
 脂質:6.4g
 炭水化物:81.5g
 塩分:3.2g

 

この献立では、▼以下の旬の食材を使用しました♪

菜の花

 

 

レシピのご紹介

献立に使用した、「ちらし寿司」のレシピをご紹介します。

 

ちらし寿司

 

 
材料
  • ご飯・・・2合
  • ★酢・・・大さじ2.5
  • ★砂糖・・・大さじ2.5
  • ★塩・・・小さじ1
  • 蓮根・・・30g
  • △酢・・・50ml
  • △砂糖・・・大さじ3
  • △塩・・・小さじ½
  • 刺身・・・お好みで
  • 絹さや・・・適量
  • 錦糸卵・・・適量
作り方
  1. 蓮根の皮をむき、薄切りにして酢水(分量外)に浸しておきます。
  2. 絹さやの筋を取り除きます。
  3. 鍋に水を入れて沸騰させ、塩(分量外)をひとつまみ加えます。
  4. 絹さやと蓮根をさっと下茹でします。
  5. 絹さやは冷水で冷まし、しっかり水気を切ります。
  6. 蓮根は調味料△を混ぜ合わせて漬けておきます。
  7. ご飯と酢飯用の調味料★をよく混ぜ合わせ、酢飯を作ります
  8. 器に、酢飯→錦糸卵→刺身・蓮根・絹さやの順で盛り付て完成です。

 

3月3日はひな祭り

3月3日は「ひな祭り」として、毎年日本で大切に祝われる日です。この日は、女の子の健やかな成長と幸せを願い、家庭でひな人形を飾り、特別な料理が並びます。

 

ひな祭りは桃の花が咲く時期に行われることから「桃の節句」とも呼ばれ、起源は平安時代の「上巳節」にあります。

 

当初は人形に災いを移して厄払いをしていましたが、次第に女の子の成長を祝う行事へと変わり、室町時代に3月3日に定着しました。江戸時代には京都御所や大奥で盛大に行われ、町民や地方にも広がりました。



ひな祭りの行事食

ひな祭りには、季節感あふれる特別な料理がいくつかあります。

 

今回の献立では「ちらし寿司」と「はまぐりのお吸い物」を使用しました。

 

ちらし寿司

春らしく色鮮やかで華やかなちらし寿司は、ひな祭りにぴったりの料理です。具材には縁起の良いえびをはじめ、さまざまな食材が使われ、華やかさを演出します。

 

今回ご紹介した献立では刺身を使用していますが、給食などでは生ものが使えないことが多いため、蒸しエビや桜でんぶ、カニカマなどを使うことが一般的です。

 

はまぐりのお吸い物

はまぐりの2枚の貝殻はぴったりと合い、他の貝殻とは決して合わないことから、夫婦円満の象徴とされています。

 

ひな祭りでは、女の子が良い縁に恵まれ、幸せな人生を送るようにという願いを込めて、はまぐりのお吸い物をいただきます。

 

なお、二枚貝はノロウイルスのリスクがあるため、しっかりと加熱してから食べるようにしましょう。

 

ひし餅

ひし餅の下段の緑色は木の芽、中段の白は雪、上段の桃色は生命を表しています。

 

雪の下から新芽が芽吹き、桃の花が咲き、生命力あふれる春が訪れる様子を象徴しています。

 

また、菱形のモチーフは繁殖力が強いヒシの実に由来し、子孫繁栄や長寿を願う意味が込められています。

 

ひなあられ

ひなあられはもともとひし餅を砕いて作られたもので、色は桃色、白、緑が基本です。

 

関西では丸い形でしょっぱい味付け、関東ではお米の形をして甘いのが特徴です。

 

白酒

桃は邪気を払い、不老長寿をもたらすとされています。

 

桃の花を酒に浸した「桃花酒」を飲むことで健康になると言われており、白酒(しろざけ)はその一部として使用されるようになりました。

 

白酒はアルコールを含むため、子どもにはノンアルコールの甘酒やジュースを与えるのが良いでしょう。

 

 

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レシピや献立が、お役に立てればうれしいです♪

 

 

参考文献

 

**筆者プロフィール**

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪
コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。
食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪