2025/05/09
【退職理由の伝え方】円満退職しやすい良い理由と悪い理由を解説!
- 退職理由なんて伝えればいいのだろう?
- 円満退職するにはどうすればいい?
こういった悩みを抱えていませんか?
退職を決意した際、どのように退職理由を伝えるべきか、迷ってしまうことも多いでしょう。退職理由の伝え方一つで、円満退職ができるかどうかが大きく影響します。
この記事では、円満退職をしやすい良い退職理由と、逆に避けるべき悪い退職理由について解説します。
退職時にトラブルを避けたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
円満退職しやすい良い退職理由3つ
円満退職に繋がりやすい退職理由は、
前向きな理由や、現在の職場では実現できない理由です。
以下の4つの具体例をご紹介します。
・キャリアアップのため
・ライフスタイルの変化のため
新しいことに挑戦するため
「新しいことに挑戦する」という退職理由は、円満退職に繋がりやすい理由の一つです。前向きな理由で引き止めにくく、理解を得やすいからです。
具体的には以下のような理由が挙げられます。
・異なる分野での仕事に挑戦したい
・新しい資格を取得するために勉強したい
・昔からの夢を実現したい
このような理由での退職は、たとえ退職となっても、周囲から応援してもらえることも多いです。
そのため、「新しいことに挑戦する」という理由は、円満退職に繋がりやすいと言えます。
キャリアアップのため
「キャリアアップのため」という退職理由も、円満退職に繋がりやすい理由の一つです。
例えば、以下のようなキャリアアップがあります。
・より専門的な分野を扱う職場への転職
・今より規模の大きい職場への転職
・独立や起業
自分の目標の為への転職であれば、多くの人に理解され、応援してもらえることが多いです。
ライフスタイルの変化のため
家庭の事情やライフスタイルの変化による退職も、円満退職に繋がりやすい理由の一つです。
具体的な理由としては、以下のようなものがあります。
・結婚を機に引っ越すことになった
・家族の転勤に伴い引っ越すことになった
・家族の子育てや介護のため、働き方を見直すことにした
・実家の家業を継ぐことになった
こういった理由の場合、現在の職場では解決できないことが多いため、「残念だけど仕方がない」と理解してもらえることが多いです。
円満退職しにくい悪い退職理由4つ
反対に円満退職しにくい退職理由は、会社や環境に対する不満を言ってしまうことです。もめたり退職を認めてもらえなかったりする可能性もあるので、注意が必要です。
具体的には以下の4つの例が挙げられます。
・人間関係の問題
・職場環境の不満
・会社への批判
給与に対する不満
給料が低いことへの不満は、円満に退職するのが難しくなる理由の一つです。
もし、給料を引き上げるだけの成果を上げていないと判断された場合、周囲に良くない印象を与えることになります。上司からは否定的に見られることも多く、同じ給料で働いている他のスタッフにも気まずい思いをさせてしまうことがあります。
さらに、給料を上げることを条件に退職を引き止められる可能性もあるため、最終的に退職できなくなるケースも考えられます。
このような状況を避けるためにも、給料の不満を退職理由にするのは避けた方が賢明です。
人間関係の問題
人間関係の問題を退職理由にするのはおすすめできません。
職場での人間関係は改善できる要素が多いため、改善に向けて努力するよう促され、結果的に退職を引き止められることがよくあります。
また、改善の過程で、自分が抱えている不満が相手に伝わってしまうリスクもあります。
こうした理由から、退職理由として人間関係を挙げるのは避けた方が良いです。
職場環境の不満
職場環境への不満も円満退職を難しくする理由の一つです。
例えば、以下のような理由が挙げられます。
・やりたい仕事内容ではない
・勤務時間に対する不満
・設備や作業環境に対する不満
・福利厚生への不満
これらの不満は、たとえ事実であっても改善が難しいことが多いため、上司や同僚に伝えたところで、ただ不快な印象を与えてしまうだけです。
退職前に嫌な印象を与えてしまうと、その後気まずい雰囲気で退職する可能性もあります。
そのため、職場環境への不満をストレートに伝えるのは避けた方が良いです。
会社への批判
会社への批判を退職理由として伝えるのは避けましょう。円満退職が難しくなる可能性が高くなります。
例えば、企業の理念や方針に対する不満などが挙げられますが「自分には合わなかった」と捉え、前向きな理由に変えて退職理由を伝えることをおすすめします。
退職を伝える際の注意点
退職を伝える際は、できるだけ前向きな理由を伝え、不満やネガティブな感情は避けた方が良いことがわかりました。
さらに、退職を伝える際に気をつけるべきポイントがいくつかあります。
・退職は早めに伝える
・退職が確定するまで周りには言わない
ばれる嘘をつかない
退職理由を伝える際には嘘をつかないようにしましょう。
嘘をつくことには大きなリスクが伴い、もしそれがばれた場合、円満退職が難しくなる可能性が高くなります。
退職は早めに伝える
退職の意思は、退職日の1〜2ヶ月前など、できるだけ早めに伝えましょう。
退職が決まると、引継ぎ担当者の選定や業務内容の詳細な引継ぎが必要となり、時間がかかります。余裕を持って早めに伝えることで、円満退職につながりやすくなります。
退職が確定するまで周りには言わない
退職が正式に確定するまでは、周囲に伝えるのは控えておきましょう。
確定前に話してしまうと、どこからか噂が広がり、会社に良くない印象を与えてしまうこともあります。
また、誰が話したのかと疑念が生まれ、退職前に人間関係がぎくしゃくする可能性もあります。
そのため、円満退職を目指すなら、退職が正式に決まった後に、上司と相談しながら周囲に伝えるタイミングを見計らうことが重要です。
まとめ
この記事では、円満退職をしやすい良い退職理由と、逆に避けるべき悪い退職理由について解説しました。
円満退職しやすい理由は、前向きで、現在の職場では実現できない理由です。
反対に、避けるべき理由は職場への不満をそのまま伝えてしまうことです。
退職が決まった後も、退職日まで出勤が必要になることが多いため、できるだけ円満に退職を迎えたいものですよね。
そのためにも、この記事で紹介した退職理由を参考にして、円満退職を目指してください。
株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
栄養士コラムは自身の経験も踏まえ、その他、転職や業界情報などみなさんの役に立つ情報発信を行っていきます。
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