2025/01/10投稿者:スタッフ

かぶのポタージュで温まろう♪献立・レシピをご紹介

こんにちは!

今回は、今が旬の「かぶ」を使った献立をご紹介します。

 *雑穀ご飯
 *豚肉とニラの中華炒め
 *ブロッコリーのマスタードサラダ
 *もずく
 *かぶのポタージュ
 *キウイフルーツ
 エネルギー:668kcal 
 たんぱく質:29g
 脂質:23g
 炭水化物:76g
 塩分:2.5g

 

この献立では、以下の旬の食材を使用しました♪

⇨かぶ・ニラ・ブロッコリー・キウイ

 

 

レシピのご紹介

献立に使用した、体温まる「かぶのポタージュ」のレシピをご紹介します。

 

かぶのポタージュ

 

 
材料(4~6人分)
  • かぶ・・・350g
  • たまねぎ・・・1個
  • バター・・・10g
  • 塩コショウ・・・適量
  • コンソメ・・・2個
  • 水・・・1カップ
  • 牛乳・・・150㏄
  • 生クリーム・・・50㏄
作り方
  1. かぶと玉ねぎは皮をむき、薄くスライスする。
  2. 鍋にバターを入れ、溶けたら玉ねぎ・かぶを入れて炒める
  3. しんなりしてきたら塩コショウをする
  4. 水・コンソメを入れて沸騰したら蓋をして弱火で15分煮込む
  5. 火を止めて牛乳・生クリームをいれてブレンダーでなめらかにする
  6. 再び沸騰したら完成

 

かぶで作ったとは思えないくらいおいしく、家族にも好評でした!

 

かぶの旬は11~2月

かぶの旬は主に秋から冬にかけてです。特に11月から2月が最も美味しい時期とされ、甘みが増し、食感も豊かになります。

 

この時期のかぶは、冬の寒さによって根が甘みを蓄え、柔らかくてジューシーです。生でサラダに使ったり、煮物やスープに加えることで、味わい深い料理が楽しめます。

 

また、かぶの葉も栄養価が高く、炒め物やお浸しとして食べることができます。

 

旬のかぶを取り入れることで、冬の食卓に彩りと栄養を加え、季節を感じることができるでしょう。

 

 

ちなみに、春の七草の「すずな」はかぶのことです。



かぶの栄養

かぶは、根と葉で異なる栄養素を含んでおり、どちらも健康に役立ちます。

 

根の部分は、以下の栄養が豊富です。

  • ビタミンC
  • カルシウム
  • 食物繊維

その他にもデンプン分解酵素アミラーゼを含み、生で食べると消化を助け、胸焼けや食べ過ぎによる不快感を軽減します。

 

葉の部分は、以下の栄養を豊富に含み、栄養価が高いです。

  • β-カロテン
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • カルシウム
  • カリウム

 

栄養学的には葉の方が多くの栄養素を含んでいるため、根と合わせて無駄なく活用することが推奨されます。

 

栄養(100g当たり)

かぶ 葉

かぶ 根

β-カロテン

2800㎍

0㎍

ビタミンB1

0.08㎎

0.03㎎

ビタミンB2

0.16㎎

0.03㎎

ビタミンC

82㎎

19㎎

カルシウム

250㎎

24㎎

カリウム

330㎎

280㎎

食物繊維

2.9g

1.5g

 

比べてみると、葉の栄養価が高いことが分かりますね。葉は捨てずに活用しましょう。

 

ちなみに、かぶの根は淡色野菜葉は緑黄色野菜に分類されます。根と葉を合わせて食べることで、よりバランスの取れた栄養が摂れるので、ぜひ活用してみてください。



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レシピや献立が、お役に立てればうれしいです♪

 

 

参考文献

 

 

 

 

**筆者プロフィール**

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪
コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。
食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪