2024/11/29投稿者:スタッフ

旬のジャガイモで作るほくほくコロッケの献立♪

こんにちは。

11月も終わりになりますね。

 

気温がぐっと冷え込み、冬の訪れを感じる季節となりました。

そんな寒い日には、体が温まる美味しい料理が恋しくなります。

 

そこで今回は、旬を迎えたじゃが芋を使った献立をご紹介します。

じゃが芋のホクホク感を活かしたレシピ・献立をぜひ参考にしてみてください。

 

じゃが芋の旬

じゃが芋は、1 年中食べられますが、旬の季節をご存知でしょうか。

実はじゃが芋は、春と秋の2回旬があります。

 

  • 春(5~6月ごろ)が旬のじゃが芋は 「新じゃが」と呼ばれ、皮が薄いです。
  • 秋(10~11 月ごろ)が旬のじゃが芋 は、皮が厚めで長期保存ができます。 

 

じゃが芋の栄養

じゃが芋の栄養で注目したいのは、ビタミンC・カリウム・食物繊維です。

 

ビタミンCは、みかんに匹敵するくらい豊富に含まれています。

100g当たり

じゃが芋

みかん

ビタミンC

28mg

32mg

 

また、じゃが芋のビタミンCは、熱を加えても壊れにくい特徴があります。

例えば、ほうれん草は5分間ゆでるとビタミンC量は約1/3に減ってしまいますが、

じゃが芋はゆでても85%が残ります。

 

カリウムも多く含まれており、ナトリウムを身体の外に出しやすくする作用が

あるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。

 

他にも、ジャガイモの食物繊維にはペクチンという、

おなかにやさしい繊維も含まれています。



ぜひこの旬の季節に、おいしいじゃが芋を食べましょう♪

レシピのご紹介

じゃが芋のほくほく感が楽しめる、コロッケのレシピをご紹介します。

 

<コロッケ>

材料(4人分)

  • じゃが芋・・・4~5個
  • 玉ねぎ・・・½個
  • ひき肉・・・200g
  • 塩コショウ・・・少々
  • 小麦粉・・・適量
  • 卵・・・1~2個
  • パン粉・・・適量
  • 油・・・適量

 

作り方

  1. じゃが芋の皮をむき、適当な大きさに切り、しばらく水にさらした後ゆでる
  2. 玉ねぎはみじん切りにする
  3. ひき肉を炒め、火が通ってきたら玉ねぎを加えて炒める
  4. ゆでたじゃが芋のお湯を捨て、鍋を強火にかけ水分をとばしマッシャーでつぶす
  5. ③と④をまぜ、塩コショウで味を調える
  6. お好みの大きさに成型し、小麦粉・卵・パン粉の順に衣をつける
  7. 180℃の油できつね色になるまで揚げる



コロッケ自体の味は控えめで、じゃが芋の素材の味を楽しめます。

 

お好みでソースを少しかけて食べると美味しいです。

 

献立のご紹介

 

献立-----------------------------------

 

 *ご飯

 *コロッケ

 *コールスローサラダ

 *ピーマンの金平

 *豆腐と野菜の味噌汁

 *梨

 

栄養価---------------------------------

 

 *エネルギー :720kcal

 *たんぱく質 :20.1g

 *脂質    :28.3g

 *炭水化物  :95g

 *塩分    :2.5g

 

---------------------------------------




レシピや献立が、少しでも参考になればうれしいです。



参考文献

 

 

 

**筆者プロフィール**

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪
コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。
食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪