2024/10/25投稿者:スタッフ

南瓜のスープでハロウィーンの献立♪

こんにちは♪

 

10月も終わりに近づき、ますます寒さが増してきましたね。

 

来週の10月31日はハロウィーンです!

毎年行われる海外のお祭りです。

 

古代アイルランドに住んでいたケルト人が起源と考えられており、

現代ではアメリカの民間行事として親しまれ、

カボチャをくり抜いてジャックオーランタンを作り飾ったり、

子どもたちがお化けに仮装して近所の家々からお菓子をもらったりする風習があります。

 

そんな由来からハロウィーンといえば、真っ先にかぼちゃを思い浮かべますよね。

今回は、かぼちゃを使用したハロウィーンの献立をご紹介します。

 

かぼちゃの栄養

 

かぼちゃは栄養価の高い野菜の一つで、

カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEなどが豊富に含まれています。

 

また、野菜の中でも特にでんぷんやタンパク質が多く、

健康に寄与する成分がたくさん詰まっています。

 

ハロウィーンだけでなく、冬至の時期にもよく食べられるかぼちゃ。

冬至にかぼちゃを食べる風習は、

かぼちゃが粘膜や皮膚の抵抗力を高める栄養素を含んでいるため、

風邪の予防に役立つとされていることからきています。

 

また、冬は緑黄色野菜が少なくなるため、

保存が効くかぼちゃから栄養を補うことが特に重要です。

 

 

天ぷらや炒め物など、油と一緒に調理することで風味が増し、

カロテンの吸収率もアップします。

 

 

 

今回は冬にうれしい、かぼちゃのスープを作りました。



レシピのご紹介

 

<かぼちゃスープ>

材料(4人分)

  • かぼちゃ・・・1/4個
  • 小麦粉・・・小さじ2
  • 牛乳・・・400cc
  • ★バター・・・10g
  • ★コンソメ・・・小さじ1/2
  • ★塩コショウ・・・適量




作り方

  1. 南瓜の種・皮をとり、適度な大きさに切る
  2. 耐熱皿に南瓜をうつし、水をふりかけラップしてレンジで5分加熱
  3. 南瓜を鍋に移しつぶす
  4. 南瓜が滑らかになったら小麦粉を入れよく混ぜる
  5. 牛乳を1/4程入れ、南瓜となじませたら、残りの牛乳も入れて混ぜる
  6. 弱火~中火にかけ、沸騰させないように温める
  7. スープが温まったら★を入れる




献立のご紹介

 

献立-----------------------------------

 

 *パン

 *エビグラタン

 *きのこのガーリックソテー

 *サラダ

 *かぼちゃスープ

 *パンナコッタのイチゴソース

 

栄養価---------------------------------

 

 *エネルギー :995kcal

 *たんぱく質 :34.8g

 *脂質    :50.5g

 *炭水化物  :92.8g

 *塩分    :4.4g

 

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今回の献立は、単体で見ると脂質が多く、

炭水化物が少ない構成になりましたが、

行事食ということもあり、これもまた楽しみの一つと考えました。

 

栄養価は数日単位で評価することが一般的ですので、

前後の食事でバランスを取りながら楽しんでいきましょう。

 

 

レシピや献立が、少しでも参考になればうれしいです。



参考文献

 





筆者のプロフィール

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)

▼管理栄養士の正社員勤務11年

▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年

これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。

これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪

コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。

食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。

 

お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪