2024/11/15投稿者:スタッフ

新米を美味しく食べよう♪ご飯によく合う豚の角煮の献立!

こんにちは!

 

11月も半ばに入りました。

全国でお米の収穫が終わった頃だと思います。

 

新米をよくお店で見かけるようになりましたが、

みなさんはもう食べましたでしょうか?

 

今回は、そんな新米の魅力についてご紹介します。

 

新米の定義とは?

「新米」とは、その年の秋に収穫され、12月31日までに精米・包装されたお米のことです。

 

そのため、秋頃から翌年の年明けころまでに並んでいる物が「新米」となります。

 

新米は、通常のお米と比べて 水分が多く、やわらかく、甘みが強い のが特徴です。

 

新米の出回るこの時期に、おいしいお米を食べたいですね。

 

お米を食べることは健康の源

 

最近、日本人の「お米離れ」が進んでいると言われています。

パンや麺類などを主食として食べる機会が増えていませんか?

 

また、ダイエットを意識して、お米を避けておかずだけを

食べるようにしている人も少なくないのではないでしょうか?

 

しかし、お米を食べることは非常に大切です

 

お米の栄養成分の7割以上は炭水化物で、これは私たちのエネルギー源となります。

 

炭水化物は体内でブドウ糖に変わり、

ブドウ糖は脳や神経系の唯一のエネルギー源です。

 

つまり、脳の働きや集中力を支え、仕事や勉強をはじめとする

日常生活を活力に満ちたものにしてくれる大切な栄養素なのです。

 

さらに、お米はパンや麺と比べて塩分や脂質が少ないため、

主食としてお米を摂ることは健康的な生活を支えると言えます。

 

管理栄養士は栄養指導の時に、1日2回は主食を

お米から摂るようにと指導することも多いですよね。

 

お米の魅力や大切さを伝え、健康維持に役立てていきましょう。



レシピのご紹介

 

おいしいお米の炊き方をご紹介します。

 

<米の美味しさがアップする炊き方>

材料

  • 米・・・1合(約150g)
  • 水・・・200ml

 

作り方

  1. お米を計量します。
  2. お米をやさしく洗う。最初の水はすぐに流します。10回から20回ほどかき回し、水を注いで白く濁った水を流します。この工程を2回ほど繰り返します。
  3. お米の分量に合った水を加えて炊飯する
  4. 炊き上がったご飯をしゃもじでほぐす

 

★鍋炊きの場合は・・・

  • 水を加えた後、お米を30~60分程度浸水させます。
  • 炊き上がったらを10分蒸らします。




ポイント

★計量は、カップで計量することが多いですが、

はかりを使い正確に計量を行うのがおすすめです。

理由は、おいしく炊く上で米と水のバランスが重要だからです。

 

洗う時の最初の水はすぐに流すことがポイントです。

 

炊く前にしっかり吸水させることでふっくらと炊き上がります。電気炊飯器の場合は、吸水工程がプログラムされているので通常モードで炊飯するときは浸水は必要ありません。(早炊きモードは浸水工程が短縮されている)

 

炊き上がり後は蒸らす工程が必要ですが、炊飯器の場合は、蒸らし時間も含めてプログラムされているので、炊き上がったらすぐに食べられます。

 

炊けたまま放置すると、下の粒が押しつぶされてしまうので、早めにほぐすようにしましょう。

 

もっとおいしくするには、ご飯を炊くときに「冷水」を使うことです。

米に含まれるでん粉を分解する酵素は30度前後の温度帯で活発に働きます。

冷たい水で炊くとその温度帯の時間が長くなるので、

ごはんのうまみが十分に引き出されます。

 

献立のご紹介

 

ご飯がよく進むような献立にしてみました。

 

献立-----------------------------------

 

 *ご飯

 *豚肉の角煮

 *大根サラダ

 *ほうれん草の白和え

 *わかめの味噌汁

 *キウイ

 

栄養価---------------------------------

 

 *エネルギー :772kcal

 *たんぱく質 :26g

 *脂質    :35g

 *炭水化物  :73g

 *塩分    :4.8g

 

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今回、お米の炊き方について調べてみて、炊飯器の性能に驚きました。

 

実は、炊飯器が 炊く前の浸水から炊き上がり後の蒸らしまで、

すべて自動で行ってくれる ことをご存じでしたか?

 

お恥ずかしながら、私は今回初めて知ったので、学べてよかったです。

 

そのおかげで、通常モードで炊飯する際には、

スイッチを押すだけで、完了の音が鳴ったらすぐにおいしいご飯を楽しめるんですね。

 

一方、鍋で炊く場合はこれらの工程を手動で管理する必要があるので、

その違いを参考にしてみてください。

 

レシピや献立が、少しでも参考になればうれしいです。



参考文献

 

筆者のプロフィール

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)

▼管理栄養士の正社員勤務11年

▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年

これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。

これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪

コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。

食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。

 

お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪