2024/12/13投稿者:スタッフ

12月21日は冬至!南瓜を食べて栄養をつけよう♪

こんにちは!

今回は、冬至に食べたい南瓜を使った献立をご紹介します。

 *ご飯
 *鶏の照り焼き
 *南瓜のそぼろ煮
 *小松菜とえのきのナムル
 *味噌汁
 *りんご
 エネルギー:720kcal 
 たんぱく質:28.2g
 脂質:20.8g
 炭水化物:97.5g
 塩分:3.1g

 

この献立では、以下の旬の食材を使用しました♪

南瓜・小松菜・長芋・大根・サツマイモ・りんご

 

 

レシピのご紹介

献立に使用した、冬至に食べたい「南瓜のそぼろ煮」のレシピをご紹介します。

 

南瓜のそぼろ煮

 

 
材料(3~4人分)
  • 南瓜・・・¼個
  • ミンチ・・・75g
  • 油・・・大さじ1/2
  • おろしショウガ・・・適量
  • ★水・・・150cc
  • ★酒・・大さじ1.5
  • ★醤油・・・大さじ1
  • ★砂糖・・・大さじ1
  • ★顆粒和風だし・・・小さじ½
  • 片栗粉・・・適量
作り方
  1. 南瓜は種を取り除き、カットする
  2. フライパンを熱し、油をひき、ミンチと生姜を炒める
  3. ミンチに火が通ったら、★を入れて煮立てる
  4. 南瓜を加え、落し蓋をして中火で10分程度煮込む
  5. 煮汁が1/3程度になったら、水で溶いた片栗粉を加え、とろみをつける

 

冬至とは?

2024年の12月21日(土)は冬至です。

冬至(とうじ)は、1年のうちで最も昼が短く、夜が長い日を指します。通常、冬至は12月21日または22日ごろにあたります。

 

なぜ昼間の時間が最も短くなるかというと、地球の自転軸が傾いているため、北半球では太陽の光が最も斜めに当たるからです。

 

冬至は、古くから様々な文化で重要な意味を持つ日とされています。日本では、冬至を「一陽来復」とも呼び、陰が極まり、そこから陽が再び戻ってくることを象徴していると考えられてきました。

 

これにより、冬至は新しい年の始まりとしての意味を持つとも言われています。

 

また、冬至に食べる習慣として「かぼちゃ」や「ゆず湯があります。かぼちゃは「風邪をひかないように」との願いを込めて食べることが多く、ゆず湯は「一年間無病息災で過ごせるように」との祈りを込めて入浴します。

 

冬至は、冬の寒さが厳しくなる時期ですが、同時に次第に日が長くなり始める転換点として、希望や再生を象徴する日でもあります。



南瓜の栄養

一般的に作物の旬は、収穫時期であることが多いですが、南瓜は収穫時期と旬の時期が異なります。

 

南瓜の収穫は夏から初秋にかけて行われますが、収穫したばかりの南瓜よりも、2~3ヶ月寝かせてておいた方が甘みが増すため、10~12月が最もおいしい時となります。

 

南瓜は非常に栄養価が高く、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンCがバランスよく含まれる緑黄色野菜です。 ビタミンE・Cは抗酸化作用、ビタミンAは視力や皮膚・免疫のサポートの効果があります。

 

その他、南瓜には食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整える働きがあります。これにより、消化を助け、便通を改善する効果が期待できます。また、南瓜に含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を排出し、血圧を正常に保つ手助けをします。

 

このように、南瓜は栄養素が豊富で、体調を整えるためにも非常に優れた食材です。特に秋から冬にかけての季節に積極的に取り入れたい食材と言えます。



ぜひ12月21日の冬至の日は、南瓜を食べて寒い冬を越せる栄養を取り入れましょう。

 

 

レシピや献立が、お役に立てればうれしいです♪

 

 

 

参考文献

 

 

 

**筆者プロフィール**

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪
コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。
食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪