2025/01/03
新年を迎えるにふさわしいお正月の献立をご紹介♪
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。
今回は、お正月の献立をご紹介します。
たんぱく質:44.1g
脂質:17.6g
炭水化物:133.7g
塩分:3.2g
お節料理を取り入れた、一人分の献立を作成しました。
お正月の食事は、エネルギー、タンパク質、塩分の摂取が多くなりがちです。
お餅を食べる機会も増え、美味しいものが多いため、つい食べ過ぎてしまうこともありますよね。お正月太りにならないよう注意しましょう。
また、おせち料理は塩分が高い料理も多いので、食べ過ぎや選び方に気を付けたいです。
レシピのご紹介
献立に使用した、「紅白なます」のレシピをご紹介します。
- 大根・・・200g
- 人参・・・40g
- 塩・・・小さじ1
- ★酢・・・大さじ3
- ★砂糖・・・大さじ2
- ゴマ・・・適量
- 大根・人参は4~5cmの千切りにし、塩をして軽くもんでおく
- ①をしばらく置き、水気を十分に絞る
- ★で甘酢を作り、大根人参とまぜる
- ゴマをかける
紅白なますは、おせち料理の中でも特にヘルシーな一品です。
大根や人参などの野菜がたっぷりと摂れ、酢でさっぱりと味付けされているため、塩分を控えめにしながら健康的に楽しむことができます。
お節料理の意味
正月のお節は、1年の家内安全と無病息災を願うものです。
そのため、材料・内容は、語呂合わせで縁起を担ぐものが多くなっています。
★が付いているものは、塩分が高くなりやすいため、食べ過ぎには注意しましょう。
ぜんざいの意味
お節料理のほかに、お正月にぜんざいを食べることも多いですよね。
ぜんざいにも伝統や意味が込められています。
無病息災を願う
ぜんざいの主な材料である小豆には、昔から「厄払い」や「邪気を祓う」といった意味があるとされています。
小豆の赤い色は魔除けの力があると信じられており、新年の始まりに食べることで、無病息災や健康を願う意味が込められています。
五穀豊穣を祈る
小豆は日本の伝統的な食材であり、豊作を祈る意味もあります。
お正月に食べることで、その年の豊かな実りを願う風習が続いています。
家族の健康や繁栄を願う
ぜんざいに入れるお餅は、年神様へのお供え物である「鏡餅」を使うことが多く、その餅を食べることで、年神様の力をいただき、家族の健康や繁栄を願います。
***
新年を迎えるにふさわしい、お正月料理をぜひ取り入れてみてください。
美味しくて栄養満点な料理で、2025年も心も体も元気に過ごせますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪
コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。
食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪
季節の料理ブログのおすすめ記事
-
2025/01/03
新年を迎えるにふさわしいお正月の献立をご紹介♪
-
2024/08/30
旬のモロヘイヤで健康に!栄養満点味噌汁レシピと献立アイデア
-
2024/08/23
熱中症予防に役立つ食事と栄養のポイントと献立
-
2024/08/09
夏の風物詩ところてんの献立!高知流の食べ方をご紹介☆