2025/11/27
仕事と家庭の両立をうまくこなす方法とは?実践アイデアをご紹介
共働きが当たり前になった今、仕事をしながら子育てや家事をこなす生活は、多くの人にとって「日常」になりました。
一方で、「時間が足りない」「家でも職場でも役割が重い」と疲れを抱え、両立に悩んでいる人も少なくありません。
忙しさは止められなくても、負担を軽くする工夫や考え方を変えるヒントはあります。
そこで本記事では、仕事と家庭を無理なく両立するためのポイントをわかりやすく解説し、明日から取り入れられる実践的なアイデアを紹介します。
仕事と家庭の両立が難しい理由
仕事と家庭を両立するための工夫
まとめ
仕事と家庭の両立が難しい理由
仕事と家庭の両立は、多くの人が悩むテーマです。
筆者である私自身も、かつては仕事優先の生活を送っていましたが、出産を機に働き方を大きく見直しました。
出産後に離職する人は減ってきているものの、依然として一定数存在します。
離職した人が「仕事と家庭の両立は難しい」と感じた主な理由には、次のようなものが挙げられています。
①勤務時間があいそうもなかった(65.4%)
②職場に両立を支援する雰囲気がなかった(49.5%)
③自分の体力がもたなそうだった(45.7%)
④育児休業を摂れそうもなかった(25.0%)
(引用:今後の雇用均等行政について|厚生労働省)
このように、多くの人が職場環境や体力的な不安から、両立の難しさを感じています。
私も、勤務時間の制約や体力面、そして家庭を優先したいという思いから、働き方を見直しました。
とはいえ、物価上昇など家計の負担が増える中、仕事と家庭のどちらかを手放すのではなく、「どううまく両立するか」が重要になってきています。
そのためには、職場の理解・協力はもちろん、家庭内での工夫や役割分担の見直しも欠かせません。
仕事と家庭を両立するための工夫
仕事と家庭を無理なく両立するには、頑張る気持ちだけでは限界があります。
大切なのは、日々の負担を少しずつ軽くし、続けられる仕組みをつくることです。
ここでは、実際に多くの人が取り入れている「現実的で続けやすい工夫」を紹介します。
人に頼る
仕事と家庭を両立するうえで、「自分だけで頑張らなければ」と抱え込みすぎるのは、心身に大きな負担をかけてしまいます。
頼れる相手には、素直に助けを求めることも大切です。
たとえば、次のような方法があります。
- 家事を洗い出して、分担を明確にする
- 必要に応じて親にサポートをお願いする
- 子どもの送り迎えを友人家族と協力して行う
こうした小さな頼る仕組みをつくるだけでも、日々の負担が軽くなり、心の余裕が生まれます。
時短家電を取り入れる
家事の時間を大幅に短縮してくれる時短家電は、両立の強い味方です。
具体的には、次のようなアイテムがあります。
- 食洗機
- ロボット掃除機
- 乾燥機付き洗濯機
- 自動調理機
これらを取り入れることで、毎日の家事にかける時間と労力を大幅に削減でき、自分の時間や家族との時間を確保しやすくなります。
また、大型家電だけでなく、小さな家事の手間を減らす工夫も大きな時短効果があります。
たとえば洗濯では、洗剤や柔軟剤を毎回計って入れる作業がありますよね。
最近は、一度まとめて投入しておけば、洗濯のたびに最適な量を自動で計量してくれる洗濯機も増えています。
乾燥機能が付いていなくても、こうした小さな作業をなくしていくだけで家事はずっと楽になります。
ほかにも、朝夕のカーテンの開閉が負担だったため、我が家はすべてのカーテンに自動開閉ボットを取り付けました。
こうした細かな工夫も、毎日のストレス軽減につながります。
初期費用がやや高いものもありますが、「時間を買う」という視点で考えれば、十分に価値のある投資と言えます。
便利な外部サービスを利用する
家事の一部を外部のプロに任せることも、負担を軽減するための賢い方法です。
活用できるサービスには、次のようなものがあります。
- 家事代行
- 食材宅配サービス
- ベビーシッター
忙しい時期だけでもこうしたサービスを取り入れることで、家事の負担が軽くなり、心身の余裕を取り戻すことができます。
なかでも、食材宅配サービスは気軽に利用しやすく、とてもおすすめです。
家まで食材を届けてもらえるため、買い物の手間を大幅に減らせます。
さらにサービスによっては、夕食のキットが用意されていて、献立を考えなくても調理できるものもあります。
夕食は毎日のことで、家事の負担も大きくなりがちです。こうしたサービスを活用して少しでも楽をすることで、心と時間に余裕を作ることができます。
仕事環境を見直す
家庭と仕事を両立するためには、働く環境を整えることも欠かせません。
見直しのポイントとして、次のような工夫があります。
- 在宅勤務の活用
- 時短勤務の利用
- 出勤時間の調整
- 業務量の見直し
- 雇用形態の変更の検討
職場としっかりコミュニケーションを取りながら、できる範囲で働き方を調整してみましょう。
私の場合、以前勤めていた職場は通勤距離が30kmあり、続けるのが難しいと感じて退職しました。
その後、新しい職場での就職を悩みましたが、仕事好きな性格のため、子どもの急な保育園のお迎えがあると、「仕事をしたい気持ち」と「子どもを心配する気持ち」の両方で悩んでしまいそうだと感じました。
そこで思い切って、どちらにも対応しやすい在宅ワークに切り替えることにしました。
自分の状況やライフステージに合った柔軟な働き方を選ぶことで、長期的に無理なく両立しやすくなります。
まとめ
仕事と家庭の両立は、誰もが一度は悩むテーマです。忙しさや役割の重さは簡単に変えられませんが、工夫次第で負担を大幅に減らすことができます。
今回紹介したように、家事や育児は「自分だけで抱え込まない」ことが大切です。家族や周囲に頼ったり、時短家電や外部サービスを取り入れたりすることで、毎日の生活に余裕が生まれます。
また、働き方や職場環境を見直すことも、長期的に無理なく両立するための重要なポイントです。
少しずつでも自分に合った仕組みや習慣を取り入れることで、仕事も家庭も大切にしながら、無理なく日々を過ごせるようになります。
「今日できる小さな工夫」から始めてみましょう。
株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)
▼管理栄養士の現場経験11年
▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年
これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。
栄養士コラムは自身の経験も踏まえ、その他、転職や業界情報などみなさんの役に立つ情報発信を行っていきます。
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