2024/11/22投稿者:スタッフ

11月24日は和食の日!おいしくヘルシーな和食の献立をご紹介♪



こんにちは!

 

毎年11月24日は「和食の日」です。

この日は「いいにほんしょく」の語呂合わせにちなんで制定されました。

 

2013年には、「和食:日本人の伝統的な食文化」が

ユネスコの無形文化遺産に登録され、和食は世界共通の文化遺産となりました。

 

和食の日には、学校で食育活動や和食給食が提供されるなど、

全国で和食に親しむ取り組みが進められています。

 

こうした活動を通じて、和食文化の保護と継承が推進されています。

 

和食の魅力

今や世界中で愛されている和食。

その人気の理由は、単に「おいしい」からだけではありません。

 

実は「おいしいのにヘルシー」だからこそ、幅広い人々に支持されているのです。

 

日本人の多くも「和食はヘルシー」というイメージを持っていますよね。

 

和食の基本的な食事スタイルを大切にすることが、

私たちの健康的な食生活を支える重要なポイントになります。

 

なぜ和食がヘルシーなのか?

和食がヘルシーと言われる理由は、その食材とバランスにあります。

 

和食は、主に「ご飯+魚中心」の構成で、刺身や煮物、納豆、味噌汁などが定番です。

 

このような食事は、エネルギー、タンパク質、脂質といった

三大栄養素のバランスがとれています。

 

一方、アメリカ型の食事は、フライドチキンやハンバーガー、フレンチトースト、

コーラなど「パン+肉中心」の構成が多く、脂質の摂取が偏りがちです。

 

最近では、日本でも食の欧米化が進み、肉や油脂類の摂取が増加したため、

生活習慣病に悩む人が増えてきています。

 

そんな中、改めて栄養バランスが良い和食を見直し、日々の食事に取り入れて、

家族みんなで健康的な毎日を送ることが大切です。




レシピのご紹介

和食の定番の、煮物のレシピをご紹介します。



<根菜の煮物>

材料(4~6人分)

  • 蓮根・・・1本
  • 人参・・・½本
  • こんにゃく・・・½枚
  • ★水・・・200cc
  • ★砂糖・・・大さじ2
  • ★醤油・・・大さじ2
  • ★みりん・・・大さじ2
  • ★酒・・・大さじ2
  • ★だしの素・・・小さじ1
  • 油・・・小さじ1
  • 七味(お好みで)・・・適量

 

作り方

  1. 蓮根と人参は皮をむき、乱切りに切る。こんにゃくも同じ大きさに切る。
  2. 鍋にお湯を沸かし、蓮根を10秒、人参を3分、こんにゃくを3分、それぞれ順番にゆでる。
  3. フライパンに油を入れて②の具をすべて入れて中火で2分炒める。
  4. ★を加え、煮込む。
  5. 仕上げにお好みで七味を振る。




献立のご紹介

和食らしい献立にしてみました。

 

献立-----------------------------------

 

 *ご飯

 *サバの塩焼き

 *根菜の煮物

 *ほうれん草と桜エビの和え物

 *豆腐と野菜の味噌汁

 *梨

 

栄養価---------------------------------

 

 *エネルギー :607kcal

 *たんぱく質 :25.0g

 *脂質    :13.6g

 *炭水化物  :80.8g

 *塩分    :3.2g

 

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*サバの栄養については ⇨さばの味噌煮で秋を感じる!栄養たっぷりの献立紹介♪

*蓮根の栄養については 秋から旬になる蓮根で食物繊維を!レシピ・献立をご紹介

 



和食はバランスが良くヘルシーですが、塩分の摂りすぎには注意が必要です。

 

いつもより気持ち薄味にしてみたり、汁物は具を多めにして、

汁の量を減らすなどの工夫1つでも、塩分を減らす効果があります。

 

和食の日をきっかけに、上手に和食を楽しんでいきましょう。

 

レシピや献立が、少しでも参考になればうれしいです。



参考文献

 

筆者のプロフィール

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)

▼管理栄養士の正社員勤務11年

▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6年

これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。

これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪

コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。

食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。

お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪