2024/06/18投稿者:スタッフ

~春~郷土料理に触れましょう

《郷土料理に触れよう!》 

ポカポカ暖かい日が続きますね! 

今日は、金沢の郷土料理である“治部煮(じぶに)”をアレンジしたレシピをご紹介したいと思います!

 

じぶじぶと似るから、人名にちなむなど、名前の由来は、諸説あるようです。

 

治部煮は、小麦粉をまぶした鶏肉や鴨肉を、だし汁と煮ることで、お肉の旨味を閉じ込め、お出汁にとろみをつけてくれます。

 

材料 

鶏モモ…1枚 

塩胡椒…少々 

小麦粉…適量 

人参…1/4本 

さつまいも…1/2本 

レンコン…1節 

オクラ…3本 

★だし汁…300cc 

★醤油…大さじ2 

★みりん…大さじ1 

★砂糖…大さじ1

 

作り方 

①鶏モモ肉を一口大にカットし、塩胡椒をまぶして、小麦粉をまぶす。 

②人参、さつまいも、レンコンは、一口大に切る。さつまいもは、水にさらし、レンコンは、酢水にさらす。オクラは、塩をかけて、板ずりし、食べやすい大きさにカットする。 

③鍋に★の調味料を入れて煮立て、②の野菜を加え、①の鶏肉を加え、火が通るまで煮る。




☆栄養素☆ 

鶏モモ肉は、鶏肉の中では、カロリーはやや高めですが、その分、タンパク質やビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12など多くの栄養素が含まれています!

 

タンパク質は、体を構成するもっとも重要な成分で、免疫抗体、酵素、ホルモンなどもタンパク質からできています。

 

ビタミンB2は、糖質や脂質、タンパク質を体内でエネルギーにするのに必要で、疲労回復などに効果があります。 

ビタミンB12は、赤血球中のヘモグロビンの生成を助ける働きがあり、貧血予防などに効果的です。

 また、ビタミンKも含まれています。 

 

ビタミンKは、骨の石灰化やカルシウムの沈着に効果的で、骨を作るのに重要な働きをしますので、成長期の時期や骨密度の低下が気になる高齢者の方には、特に摂取が望まれる栄養素です。

 鶏モモ肉は、皮をはずすことで、低カロリーになりますよ!



【筆者のプロフィール】

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)

今迄は病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当していました。

今後、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪

 

お時間がある時に、ほんの少しだけ立ち寄ってくださいね!